イタリアの食卓に欠かせないテーブルクロス、老舗の職人による手仕事の一枚。

テーブルクロスはとてもイタリアらしいアイテムです。
リストランテやトラットリアだけでなく、一般家庭でも食事時ともなれば、洗濯して清潔にしたテーブルクロスをふわりとかけるのがイタリアならでは。
トマトソースやワイン等、シミがつくと何かと気になるものが多いイタリアの食卓ですが、ごく自然の事とあまり気にせず、どんどん洗って使っていくのが”らしさ”です。
毎度の食事に欠かせない"パンを置く”ためにはやはり清潔なクロスが必要になりますから、汚れたら洗えば良い、ただそれだけの事で何も難しいことはありません。
むしろ、少々の汚れも家庭の歴史、ですね。
そんな背景を持つクロスですから、どんどん洗ってもへこたれない生地の厚さですし、洗えば洗うほど風合いを増すリネンである事も必然なのだと思います。
そしてさらに老舗の職人による、時代を経ても廃れないデザインが施されているあたりがとても素敵ですね。

Stamperia Pascucci：スタンペリア・パスクッチ

Emilia Romagna：エミリア・ロマーニャ州、Gambettola：ガンベットラにて1826年創業の老舗。
古来より伝わる麦や葡萄、鶏等々のモチーフを木彫りしたものに染料をつけ、ひとつひとつ丁寧に麻布にスタンプする事で絵柄を出していきます。

工房で職人たちがスタンプしていく様は静かで穏やかで、その風合いさながらに良いモノづくりの様を見ているなぁとうっとりする程です。
手で型押ししていくスタンプとプリント柄との違いは、手掘りの良さを感じさせるデザインと、手押しながらの微妙な風合いにあると言えます。
決して甘くならず、上品さが漂ってくるようなデザインもまた、永らく人々に受け入れられたきた証でもあります。
生産者の様子をビデオで見ることができます。
　→　ビデオを見る


サイズについて

本製品は正方形のタイプでサイズは2タイプをご用意しております。
　※長方形のタイプは別のページでご案内しておりますので以下のリンクをクリックして下さい。
　　→　パスクッチのテーブルクロス【長方形（麦・葡萄）】
　　　　パスクッチのテーブルクロス【長方形（カール）】
　 サイズの目安ですが、垂れの長さは約25cmが一般的とされています。
垂れが短くなるとよりカジュアルに、長くなるとエレガントな印象になります。

お手入れの注意事項
●最初の3回までの洗濯は、冷たい水で洗って下さい。
　（以降は60℃までのお湯で洗うことが出来ます。）
●その際、色の定着と無地部分の漂白の為、洗剤と少量の漂白剤を使って頂くと効果的です。
●乾燥機はご使用にならないで下さい。