Panettone:パネットーネ
北イタリアが発祥とされるPanettone:パネットーネは「パネットーネ酵母」と呼ばれる特殊な酵母で作られたパン菓子。
イタリアの暦の中でも特に大切なクリスマスから年明けまでの時期に、もはや無くてはならないと言われるほどに浸透した
まさにイタリアならではの冬の風物詩です。
現代のイタリアでは多くの生産者が様々な地域で多種多様なパネットーネを創作している中にあって、ジャンベルラーノ
のパネットーネは別格です。
それはやはりこの店の当主である生産者、Valter Tagliazucchi:ヴァルテル・タリアズッキの技量によるものでしょう。
Lievito madre:リエヴィト・マードレ「天然酵母」の天才的な使い手として永らく評価されてきた彼だからこそ
なし得る魅惑の世界がそこにあるのです。
Spaziale:スパツィアーレ
ジャンベルラーノが作る数種類のパネットーネの中で最もベーシックなタイプである本商品に付けられた
Spaziale:スパツィアーレという名は「凄い」とか「超絶の」といった意味合いを少し砕けた感じで言う時に
用いる言葉に由来します。
使用する小麦粉は勿論、卵やドライフルーツといった原材料への飽くなき追求は常に続けられ、毎年のように
進化を遂げています。
見た目は最もオーソドックスですが、且つオーセンティックといえるのがこの商品であり、作り手の熱い思いを
まさに話し言葉のように伝えたい、そんな気持ちが込められた逸品です。
スライス又は手でちぎってそのまま、あるいは生クリームをホイップしたり、マスカルポーネクリーム添えて
召し上がっていただいても美味!
朝食ではカプチーノやエスプレッソと共に、パーティなどではデザートワインと共にお召し上がりいただくと、
その美味しさをさらに楽しんでいただけると思います。
◆11月末~12月初旬の入荷予定です◆
ご予約は10月20日にて締め切りました
ご予約済のお客様には、入荷しましたらご連絡致しますので、入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。
なお、商品入荷後に、少量ですが「ご予約外分」の販売も行います。
商品入荷後にホームページよりご注文頂けますので、ご予約されていないお客様でご希望の場合は
11月末以降にホームページをご確認下さい。
品名 | パネットーネ・スパツィアーレ |
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名称 | 発酵パン菓子 |
原材料 | 小麦粉、バター、砂糖、天然酵母、卵、干しブドウ、砂糖漬ドライフルーツ (オレンジ、杏、レモン)、ハチミツ、粉乳、塩、アーモンドプードル コーンスターチ、米粉、アーモンド、ヒマワリ油 |
内容量 | 1kg |
賞味期限 | 2025年1月 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け冷暗所(20℃以下)にて保存 |
原産国 | イタリア(エミリア・ロマーニャ州) |
栄養成分表示【100gあたり】
熱量 | 348 kcal |
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たんぱく質 | 6 g |
脂質 | 15 g |
炭水化物 | 49 g |
食塩相当量 | 0.26 g |
生産者について
生産者のジャンベルラーノは、北イタリア、エミリア・ロマーニャ州のバルサミコ酢で有名なModena:
モデナのさらに山奥、Pavullo nel frignano:パヴッロ・ネル・フリニャーノ という村にある小さなお菓子屋です。
原材料を吟味し、自然の力を最大限 に生かした菓子作りとなんと言ってもその素晴らしい味わいでイタリア国内でも
高い評価を得ています。
このお菓子屋さんとの出会いは2011年1月に、モデナのバルサミコ酢生産者、San Donnino:サン・ドンニーノ社を
訪れた際に当主より薦められた事に始まります。
このサン・ドンニーノのお屋敷は、調度品から何からハイクラスを絵に書いたようなところで、その当主はやはり
食べ物にも本物を求めます。
そんな中にあって彼らが今まで食べてきた中で最も美味しいと絶賛し、薦めてくれたパネットーネがジャンベルラーノの
パネットーネだったのです。
それまで、スーパーマーケットに山積みされているようなものしか食べたことのなかった私は、全くと言っていいほど
パネットーネに興味がなく、薦められたものの正直何の期待もしていませんでした。
とりあえず...と試してみたらいやはや掛け値なしに美味しいの何の!
速攻でこの作り手を訪ねよう、という事になったのでした。
しっとりとした食感、気品のある香り、すっきりとした味わいは、とめどなく食べ続けたくなる衝動にかられてしまいます。
でもひょっとして素敵なお屋敷の中というあのシチュエーションにあったから、きっと気持ちの高揚もあったはずと
己を戒め、帰国後に取り寄せて再度味を確認し、かつ周りの方々にもお試しいただき、その美味しさを再確認したのです。
やはり、美味い。
是非お試しいただきたい逸品として輸入する事を決めました。