パスタ【カリアリターニ】 フレゴラ(クラシカ)
フレゴラはサルデーニャ島の伝統的なパスタで、少し大きめのクスクスのような感じです。
手打ち風のクラシカは、生地を手でこすり合わせて粒にしたようなそぼろ状の形をしています。
粒が不揃いなため、もっちりとした食感とアルデンテのしっかりとした食感の両方が楽しめ、
また、表面がざらざらしているので小麦のたんぱく質が溶け出しやすく、煮込んでいくとねっとりととろみのあるソースになります
フレゴラの食べ方は、アサリなど魚介の出汁を使ったソースと合わせるのが一般的です。
魚介のスープで煮込んで仕上げるとトロッとしたとろみのあるリゾットのような感じになり、また、別茹でして最後にソースと合わせるとさらっとしたスープのような仕上がりになってパスタのプチプチとした食感が楽しめます。
その他、茹でたフレゴラを冷やして野菜やツナと一緒にワインビネガー、オリーブオイルで和えたサラダも暑い夏にはぴったりのメニューです。
【生産者について】
カリアリターニは、1963年にサルデーニャ島のカリアリで小さな手作りパスタ工場から始まりました。
パスタ職人として名高いフランチェスコ氏の努力の甲斐あって、フレゴラ、マロレドゥスのようなサルデーニャの伝統的なパスタは好評を博しました。
現在はヴィッラスペチョーザにある工場で、地元サルデーニャ産の小麦を使用し、50年の経験を活かし世界に向けてサルデーニャの伝統的パスタの普及に努めています。