岡山県矢掛町、「アルベルゴ・ディフーゾ・タウン」
「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル)」とは
1980年代初めにイタリアのGiancarlo Dall`Ara:ジャンカルロ・ダッラーラ教授が提唱した
「廃村の危機にあるイタリアの小さな美しい村々に"再び息吹を"という伝統集落再生の試みです。
具体的には、過疎化した地域の伝統的な建物を宿泊施設に活用し、集落を再生する取り組みで
複数の空き家を利用して宿泊施設や受付、食堂等を別々に配置。
これらの施設が建物内に一体となった通常のホテルとは違い
観光客が地域を巡り、溶け込んで滞在してもらう狙いがあります。
こうした動きのなか、2018年、岡山県矢掛町の宿泊施設「矢掛屋」が「アルベルゴ・ディフーゾ」が認定されました。
岡山県産ほたるリゾット
また矢掛町ではイタリアとの関わり合いの中でイタリア野菜の生産にも取り組みはじめ、我が国最大の
農業研究機関である「農研機構」の開発によって10年ほど前に解禁になったカルナローリと日本米との
交配種「和みリゾット」種の米の生産にも乗り出したのです。
イタリア米と同様に使えます
リゾットを作る時に、今まで通常の日本の米を使うとどうしても糊のように粘り気が出てしまう事が多いのですが
この「和みリゾット」種の米でしたら大丈夫。
イタリアの米でつくるのと同様の手順を踏んで問題なし。
価格の問題やポーションの面でも大きなメリットを生みましたので随分とリゾットが身近になることと思います。