Crescia:クレーシャ
Marche:マルケ州、Urbino:ウルビーノの特産品「Crescia:クレーシャ」。
隣のロマーニャ地方で食される、Piadina:ピアディーナに似た薄焼きパンで、生ハムやチーズ、野菜など
好きなものを挟んで食べます。
ピアディーナが小麦粉・塩・Strutto:ストゥルット(ラード)・水を練って焼くのに対し、クレーシャはそこに
卵と黒胡椒が加わり生地もミルフィーユ状に層になっています。
王侯貴族が愛した贅沢品で、ルネッサンス期にこの地を治めた文武両道の君主、Federico da Montefeltro
フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公爵が好んだ”食の贅”として知られた”卵”や”胡椒”を練り込んだ贅沢品
として生まれ当初は王宮内でのみ作られていたものが、次第にウルビーノの街に広がっていたものとされます。
もっちりとした小麦粉そのものを感じさせるピアディーナに比べ、クレーシャは薄く重なるミルフィーユ状のパリッと
した食感が連続するのが特徴で、加えて卵が入ることで生地の味わいがリッチになり、黒胡椒の香りも上品で
なるほど王侯貴族が愛した贅沢感が味わえます。
通常のクレーシャが30センチ程度の大きなサイズに対し、このクレーシャは20センチ程度の食べやすい
小型サイズで、正式名称は、Panarine:パナリーネとなります。
このサイズなら日本の食卓でも無理なくお召し上がりになれるかと思います。
日持ちのする冷凍タイプ
本商品は日持ちのする冷凍タイプです。
冷凍便でお送りしますので、ご自宅に届きましたら、そのまま冷凍庫にて保存して下さい。
お召し上がりになる際は、特に事前解凍する必要も無く、そのまま熱く熱したテフロン加工のフライパンに凍ったまま
本品をのせて焼いて下さい。(オイルはひかないで大丈夫です)
冷蔵便のそれより少し長い、両面2~3分ずつ焼いて温めて頂ければOKです。
▲生産者であるIL PANARO:パナーロ社の製造風景のビデオも御覧ください。
【食べ方】
熱く熱したテフロン加工のフライパン(※オイルは引かない)に凍ったままの本品をのせ、
両面2~3分ずつ焼いて温める。
生ハムやチーズ、野菜など好きなものを挟んでどうぞ。
【お勧めの具材】
・ハム、サラミ(生ハム、プロシュットコット、モルタデッラ、スペック、サラミ色々)
・チーズ(スクアックエローネ、ストラッキーノ、モッツァレッラ、クリームチーズ、白カビ等の軟らかいタイプ)
・野菜(ルーコラ、トマト、グリルしたナスやズッキーニ、キノコ)
・ペースト(オリーブペースト、ドライトマトペースト)
・甘いペースト(ピスタチオ、ジャンドゥイア、ヘーゼルナッツ、アーモンドスプレッド、ジャム)
※配送方法について【ご注意下さい】
本商品は「クール冷凍便」での配送となりますので、ほかに常温や冷蔵の商品をご注文いただいた場合は
「別途、送料及びクール代金」が発生いたしますのでご留意下さい。
ただし、到着後すぐにお召し上がり頂くことを条件に、「クール冷蔵便」にまとめての配送も可能です。
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