イタリア買付道中記 2012 その1

初のレンタカー in Italia

シチリアにいた頃は、特にcataniaの旧市街あたりで目にした混雑ぶりとそこでの車の運転の仕方に恐れをなしてしまい、
以来、イタリアに来る事度々あれどなかなかレンタカーを借りようなどという事は避けていました。 

実際、生産者に迎えにきてもらったりする事も多く、それに甘えて逃げ回っていたというか・・・

そんなわけで恥ずかしながら今回初めてレンタカーを借りクルマの運転をする事にしました。

地図を見ながら自由にまわる余裕がないだろうからとカーナビゲーションをあれこれ検討したところ、
Tomtom(トムトム)というシンプルなタイプが1、2万円で買え、案内の言語で日本語も選べるらしいとわかったところで、
有難い事に現地の知人が購入しセッティングまでして頂ける事に。
ホント、ご縁に感謝感謝です。

空港に着き、予め予約しておいたレンタカー会社でささっと鍵を受け取ったところで駐車場へ。
用意されていた車は思いのほか大きく(4駆のステーションワゴン!)都合3人分のスーツケースを
入れる必要があったのでまぁ仕方ないといえばそれまでですが、初心者?!にはちと敷居が高いというか・・・


でまぁ、とりあえずおきまりのようにエンストしたりなんかしてガクンガクンしながらも空港を出発。
偶然うまいこと?!出口を出たところで次は高速道路へ。
車線に合流してビビりまくり、右側の一番遅い車線で兎に角ノロノロ(涙)

同じ道を走っているのに高速道路と自動車専用道路の表示を示す案内がコロコロ変わって心細い事この上ない(涙)

ウインカーをカッチリ出さずにビシバシ抜き去る車を見ていると、最初はどうかなぁと思いましたが、
速い車が遅い車を抜いて行くというスタイルにおいて、決して危険だとかいい加減だとかいう感じも無く、
あれ日本よりこっちの方が自然だなぁと思えるようになってきました。
こちらの方が成熟しているような感じです。

お決まりのように高速の出口を間違えたりしましたが、兎に角Parmaに到着。
高速出口で待ち合わせていた知人に合流し、後をついて市内にあるホテルまでつれていってもらいました。
はぁ、有難い有難い。
信号のない、ロータリー式の交差点なんて何がなんだかさっぱりわからないままに走っていたので、
もう案内がなければその日のうちにつけたかどうか・・・・

でこれまたホテルの駐車場がやっぱり小さく、半泣きで鬼のような切り返しの後ようやく駐車。


荷物をおろしてチェックインした頃にはすでにどっぷり疲れていたのです。

今回の最初の町はParmaです。
旧市街のど真ん中にとった宿はB&Bでしたが主人がとても感じの良い方であれこれ話しているうちに
少し落ち着きを取り戻し、何とか無事に初日を終える事ができました。

続く。