Modica:モディカの感動に「ジ~ン」
ときていたのですが翌日の予定を全て“適当にすっぽかされた”話は
前号の買い付け道中記でクドイほど書いてしまいました。
泣く泣く、フィリッポ(ステイ先のお父さん)に迎えにきてもらい、
なつかしのMotta:モッタに戻ったのですが、帰る途中、彼は
「そうか、そうか、そりゃあ大変だったなぁ。」
「けれど、君はまだまだシチリアーノってものを解ってないんだから!」
と慰めるどころか逆に説教されてしまいました。
イタリアーノ(イタリア人)というよりシチリアーノ(シチリア人)
シチリアーノというよりモッテーゼ(モッタの住人)
の彼ならではの発言なので、逆に妙に納得して
「そうだね~。ちょっと私はジャッポネーゼ過ぎたかな。」
むかつき、落胆していた私の気持ちはこんな風にして見事にほぐれてしまったようでした。
家に着くと、そこに待っていたのは暖かい食卓。
これでもか!というくらいのマンマの手料理。
・・・食べましたね~!お腹がどうにかなるかと思うくらいに!
だって、途中はホントに試食、メモ、試食、メモって感じでゆっくりと食事
などという感じではなかったんで、要するに飢えていたんです(涙)
あっという間にジーンズがゆるゆる(^^;
でもねぇ、美味しかったんですよ。これが。。。
・イワシのトマトソース
・カルチョーフィ・アロスティーティ(アーティーチョークを焼いたもの)
・イワシのベッカフィーコ
・プロシュット
・ペコリーノ・シチリアーノチーズ
・茹でタコとフィノッキのサラダ
・地元のワイン
・自分の畑のアランチャ・ロッサ
・ティラミス(“ス~”にアクセントがポイント^^)
何気に平らげた品々。
美味しい品々。
・・・たまりません(感涙)
「E' buono questo piatto!:美味しいね、このお皿(お料理)」
などと言ってお料理を褒めたりしますが、たくさん美味しいお皿(お料理)
があるんで“お皿:piatto”の複数形にして“piatti:ピアッティ”だなぁなどと思いふけっておりました。
これが私のシチリアを表す言葉だと思い、「PIATTI」にしたのです^^。
・・・脱線してしまいあとの話が続かなくなりそうなので、この辺で(^^
続く。